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プロが教える屋根材の特徴と耐用年数|瓦・スレート・ガルバリウムの違いとは?

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2022.06.24 更新 雨漏り修理の専門家が丁寧に教えます!
屋根材を選ぶポイント

「屋根の種類って、どんなのがあるの?」
「どんな屋根素材がいいのかわからない…。」

新築への引っ越しや屋根のリフォームで悩むのが、屋根の種類…つまり屋根材(やねざい)ですよね。
昔ながらの瓦屋根、安価でデザイン性の高いスレート屋根、人気急上昇中の金属製ガルバリウム屋根…。

はじめまして!みんなの雨漏り修理屋さんの松坂です。
お家のリフォームでは、今までの屋根材とは違う種類の屋根をつけることも可能ですよ!

「いろいろな屋根材があって、迷ってしまう…」と思う方も多いと思いますが、選び方の基準の1つに耐久性があります。
というのも、屋根は毎日のように風や雨にさらされるので、家の中でも劣化もしやすいパーツのひとつなんですよね。

今回の記事では、どの屋根材が耐久性に優れているか、メンテナンスがしやすいかというポイントを、現役の屋根修理士である私から説明させていただきます!

屋根の素材や種類を知っていれば、お家を長持ちさせることも可能です。
この記事を読めば、あなたにピッタリの屋根材や、リフォームするときのポイントがわかるはず。

それでは、さっそく行ってみましょう!

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よく使われている屋根材は3種類

屋根の種類

冒頭でお伝えしたとおり、屋根材にはさまざまな種類があります。
一般的な住宅で使われる屋根材は、次の3種類です。

  1. 瓦屋根
  2. スレート屋根
  3. ガルバリウム屋根(金属板)

それぞれの特徴を一緒に見ていきましょう。

瓦屋根

瓦屋根

瓦屋根は、日本の伝統的な屋根材です。
一般住宅で使われるのは「陶器瓦」「セメント瓦」という屋根材で、寺社仏閣で使われるのが「本瓦」という高級屋根材です。

最近の新築ではスレート屋根やガルバリウム屋根のお家が増えましたが、50年以上長持ちするうえ、火や水に強い瓦屋根はまだまだ人気の高い屋根材です。

そんな瓦屋根の種類別費用と、耐用年数を見てみましょう。

瓦の種類 施工価格(㎡) 耐用年数
陶器瓦 7,000~12,000円/㎡ 50~60年
いぶし瓦 8,000~13,000円/㎡ 50~60年
素焼き瓦 5,000~9,000円/㎡ 40~50年
セメント瓦・コンクリート瓦 5,000~10,000円/㎡ 20~40年
(※10~20年に1度、塗装が必要)

一般的な戸建ての屋根面積は、80~120㎡ほどです。
高級な瓦を採用すると、まるごと葺き替える場合の費用が100万円近くにのぼることもあります。

そんな瓦屋根の特徴をまとめると、以下の通りです。

  1. 瓦屋根の特徴
    昔は「粘土瓦」と呼ばれる焼きものの一種が主流だった。
    今では粘土ではなく、より軽量化された瓦も多く出ている。
  2. 瓦屋根のメリット
    気温の変化に強いので、夏はすずしく冬は暖か。
    施工費用は高いが、その分長持ちするのでランニングコストが安い。
    耐火性・耐水性に優れ、家を守ってくれる
  3. 瓦屋根のデメリット
    台風や突風などの自然災害で瓦が飛びやすい
    凍結でヒビ割れることがある
    瓦だけでなく漆喰の点検も必要
    修理費が高額になりがち

スレート屋根

スレート屋根

スレート屋根とは、強力なセメントと粘土を固めて作った屋根材です。
近年の新築住宅で人気が高まっています。

別名「カラーベスト」「コロニアル」とも呼ばれますが、これはクボタ松下電工外装(現ケイミュー株式会社)によるスレート屋根の商品名です。

そんなスレート屋根の種類を、一覧表で見てみましょう。

化粧スレート 天然スレート
平板スレート 厚型スレート 波型スレート 天然スレート
スレート屋根
厚型スレート
波型スレート
天然スレート
4,000〜9,000円/㎡ 10,000円〜/㎡
平べったい板状で、非常に薄い(5mm程度)スレート屋根。セメントが多く使われ、表面が着色されている。 厚みをもたせて瓦形状にしたスレート屋根。陶器瓦よりも安価で重宝された。しかし瓦ほど耐久性がなく、平板スレートに比べて高価なため、現在はあまり製造されてない。 波型に加工したスレート屋根。主に工場の屋根として使われている。 天然石が使われていて、耐久性が高く色あせないスレート屋根。希少価値の高い高級屋根材として知られる。

一般住宅で使われるのは、表の左端にある「平板スレート」ですね。
スレート屋根の特徴も見てみましょう。

  1. スレート屋根の特徴
    化粧スレート、コロニアル、カラーベストとも呼ばれています。
    安価で機能性に優れているので、コストパフォーマンスの高い屋根材として人気が高まっています。
  2. スレート屋根のメリット
    軽くて施工がしやすい
    太陽光や風雨
    に強い
    耐震性が高い
    カラーバリエーションが豊富でどんな家にも合わせやすい
    太陽光パネルを設置できる
  3. スレート屋根のデメリット
    軽量のため風に弱い
    定期的な塗装が必要

ガルバリウム屋根(金属板)

ガルバリウム屋根

ガルバリウム屋根とは、カンタンに言えば「錆びにくいメッキを塗った鋼の板」のことです。
つまり、金属でできた屋根なんです。

薄くて加工がしやすいので、屋根のほか外壁や雨樋、ベランダ周りにも使われていますね。

ガルバリウム屋根の値段は6,000~9,000円/㎡ほど。
そんなガルバリウム屋根の特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。

  1. ガルバリウム屋根の特徴
    ガルバリウム鋼板、銅板などと呼ばれています。
    薄いので加工がしやすく、どんな形の屋根にも馴染み防水性も高いです。
    スレート屋根とあわせて、近年人気が高まっている屋根材です。
  2. ガルバリウム屋根のメリット
    安価で修理がしやすい
    地震と風に強い
    金属なのに軽い
    トタン屋根と比べて錆びにくい
  3. ガルバリウム屋根のデメリット
    断熱性が低い(夏に部屋が蒸し風呂状態になる)
    遮音性が低い(雨音が響く)
    通気性が悪い

【屋根材の種類別】耐久年数と点検のめやす

スレート屋根に上る作業員

さて、3種類の屋根材を見てきましたが、それぞれの耐用年数についても押さえておきましょう。

というのも、屋根材の種類によって寿命やメンテナンス周期が違うんです。

屋根材の種類 耐久年数 点検時期
瓦屋根 50年〜 20〜30年
スレート屋根 15~30年 10〜15年
ガルバリウム屋根 20~40年 15〜20年

※参照:CiNii論文国土交通省

このように、屋根材はその種類によって耐久年数が異なります。
屋根材の劣化は避けることができないので、定期的な点検が必要になります。

屋根材を点検しないと家がダメになる!?

雨漏りの二次被害

屋根材の劣化は、ほんの少しのほころびから家全体を壊す可能性があります。
壊れた部分に雨水がしみこみ、家を腐らせるのです。

また、家の中が雨漏りすることも。
家の雨漏りを放置すると、壁や床に水が染み込み、カビやシロアリの発生という二次被害を引き起こすおそれがあるんです…。

※雨漏りの二次被害についてはこちらの記事をご覧ください

もし20年以上屋根の点検をしていないようであればみんなの雨漏り修理やさんに相談してみてください!

1度プロに現地調査をしてもらって、点検方法について聞いてみるのがオススメですよ。

屋根の修理費用

豚の貯金箱と黄緑色の電卓

屋根の修理は、お家の工事の中でも高額な部類です。
とくに葺き替えや塗装のような全体的な施工の場合は、最低でも50万円以上になることが多いです。
雨漏りなどの小さなトラブルを解決したい方にとっては、痛い出費ですよね。

このようなときは、問題のある箇所だけピンポイントで施工する部分修理に対応してくれる業者に依頼してみてください。

私たちみんなの雨漏り修理屋さんでは、高額になりがちな屋根修理も、部分修理でお安く対応させていただきます!
下記のお電話番号から、365日ご相談を受け付けています。

電話かメールにて、無料で詳しくお見積りいたします。お見積り後のキャンセルも可能。雨漏りの無料相談はこちら。365日年中無休で対応いたします

雨漏りの修理費については当サイトの別の記事でくわしく説明していますので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。

屋根の形もいろいろある!代表的な屋根の種類4つ

4種類の屋根の形

屋根の形は大きく分けても10種類、そこから派生した屋根を数えると100種類以上にのぼります。
※参照:屋根形の変形

たとえばこれから新築の家を建てる方の中には、ハウスメーカーでカタログを見る機会があるかもしれませんね。
しかし、どのような形の屋根を選べばいいのか、一般の方にはなかなかわからないものだと思います。

私たち屋根修理士から見て、屋根の形を選ぶときに1番重視してほしいのが、メンテナンスのしやすさです。

というのも、屋根材は時が経つにつれてどうしても劣化してしまいます。

「修理をするときにどんな屋根が修理しやすく、コストが抑えられるのか」
このような観点を踏まえて、屋根の形を選んでいただきたいのです。

それでは日本の一軒家でよく使われる代表的な屋根の形4種類と、それぞれのメンテナンスのしやすさをみていきましょう。

切妻(きりづま)屋根

切妻屋根
メンテナンスしやすさ ◯ 簡単
雨漏りしにくさ ◯ 雨漏りしにくい

「切妻屋根」は、もっともシンプルで一般的な屋根の形です。
構造がシンプルなので、メンテナンスも比較的容易で、点検費も費用も安めです。

雨漏りしにくいと言われています。

寄棟(よせむね)屋根

寄棟屋根
メンテナンスしやすさ - ふつう
雨漏りしにくさ △ ふつう

「寄棟屋根」も、よく見かける屋根のひとつです。

先ほどご紹介した切妻屋根と比べて、頂上部に接合部分が多いので、そこから雨漏りしやすいという意見もあります。
しかし雨を受ける面積が広いので、総合的に考えると雨漏りしにくい屋根と言えるでしょう。

方形(ほうぎょう)屋根

方形屋根
メンテナンスしやすさ - ふつう
雨漏りしにくさ △ 屋根材によっては雨漏りする

「方形屋根」は面積が広いので、屋根の劣化が遅いと言われています。

頂点がある屋根なので、屋根材にを選ぶと、雨漏りしやすい構造になることもあります。

片流れ屋根

片流れ屋根
メンテナンスしやすさ ◯ 簡単
雨漏りしにくさ △ 雨漏りしやすい

「片流れ屋根」デザイン性が高く、近年人気のある屋根です。

メンテナンスがしやすい屋根のひとつですが、上部が劣化しやすく雨漏りしやすい屋根の形でもあります。

どんな形の屋根がオススメ?

ここであげた4つの屋根は、構造がシンプルでメンテナンスもしやすいので、どれを選んでもいいと思います。

気をつけたいのは、複雑な構造の屋根です。
接合部分が多くなり、メンテナンスも大変になります。

雨漏りの原因にもなるので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
屋根材を選ぶときは、次の3つのポイントに注意して選んでみてくださいね。

毎日生活するうちに、屋根は必ず劣化していきます。
修理やメンテナンスが必要になっていきますので、そのようなランニングコストもふまえて、あなたの家にあう屋根材を選んでくださいね。

みんなの雨漏り修理屋さんでは、365日屋根のメンテナンスに関するご相談を受け付けています!

雨漏りで困っているわけではないけど、うちの屋根も古くなってきたし、そろそろ点検をお願いしたいな…

このようなご相談も、もちろんOKです!

屋根材の特徴や選び方について疑問がある方は、現地調査の際に職人に聞いてみてください。
その場で直接回答させいただきます!

もし屋根の劣化が気になったら、一度相談してみてください!

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それでは、あなたの屋根のお悩みが解消されることを願っています!

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この記事を監修した雨漏り修理の専門家
松坂(まつざか)
屋根は、住宅の印象を決める大切な要素のひとつです。
葺き替えで屋根材を選ぶときにも、様々な色や素材があってワクワクしますよね。

屋根材を選ぶときは、機能・価格・耐用年数の3つの視点から選ぶことをオススメします。

たとえば、「地震への強さ」「初期費用の安さ」を重視する人はスレート屋根やガルバリウム屋根など、軽い屋根材がオススメ。
「火事への強さ」「寿命の長さ」を重視する人は、瓦屋根がオススメです。

屋根材の種類によって、メンテナンス時期が異なるので注意しましょう!
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