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屋根の修理費用と業者選びをプロの修理会社が解説【初心者向け】

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2022.7.7 更新 雨漏り修理の専門家が丁寧に教えます!
屋根の雨漏り修理方法とそれにかかる費用

「うそ!雨漏りしてる…屋根が壊れたかも」
「ご近所の屋根と比べて、傷みがひどい気がする…交換できないかな?」
「屋根の修理・交換ってどこに頼めばいいんだろう?」

大切な家を雨風から守ってくれる屋根
屋根の修理には最低でも数万円、高ければ数10万円以上の費用が発生します。

屋根全体の修理となると、作業は1日で済まないことも多いです。
かなり大掛かりな工事になりますので、依頼する前に状況を把握し、だいたいの予算感を持っておくことがとても重要です。

とはいえ、日頃から建築に関わっている方でない限り「修理にかかる費用相場や修理内容がまったくわからない…」という方がほとんどですよね。

一軒家の屋根を修理するタイミングは、家を建ててから10〜20年ほど。
一生のうちに何度も経験するものではありませんので、屋根の修理をどこに依頼すればいいかわからず、困っている方もいるのではないでしょうか。

申し遅れました!
現在みんなの雨漏り修理屋さんで屋根の修理士として働いている、松坂です。

今回の記事では、屋根の修理でお悩みのあなたに向けて、プロの修理士だからこそわかる費用相場や業者の選び方についてお伝えします。
この記事で紹介する内容は以下の3つです。

屋根の修理にはお金も時間もかかります。

どんな仕上がりになるかわからないまま修理を依頼するのは不安ですよね。
そこでこの記事では、私が手掛けた屋根修理をビフォーアフター写真とともにご紹介します!

この記事を読んで、これから屋根を修理するあなたの不安が少しでも解消されれば嬉しいです。
それではさっそくまいりましょう!

「いますぐ屋根の雨漏りを修理してほしい!」という方は、こちらからご相談ください
問題の箇所だけに絞って、熟練の修理士がピンポイントで修理させていただきます!

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屋根の修理費用はいくら?部分修理と全体修理の違いとは

豚の貯金箱と電卓

屋根の修理方法は、大きくわけて2種類あります。

  1. コーキングや屋根材の差し替えなど、部分的な修理
  2. リフォームや屋根全体の葺き替えなど、全体的な修理

どちらの方法で修理をするかによって、修理費用が大きく変わります。

部分修理は30〜40万円以上、全体修理は100万円以上と覚えておきましょう!

よりくわしい修理の内容別に、費用相場と実際の見積もり事例を見てみましょう!

(1)部分修理の特徴と費用相場

屋根の棟板金を修理する作業員

部分修理とは、問題となっている箇所をピンポイントで修理・交換する方法のことです。
以下の表に、当社が調べた業界の費用相場をまとめました。ぜひご覧ください。

部分修理の費用相場※約30坪あたり
コーキング修理 屋根材の差し替え 雨樋修理 雪止めの設置
コーキング修理
屋根材の差し替え
雨樋の修理
屋根の雪止め
2,000~6万円 2,000~6万円 3,000~10万円 3万〜40万円
部分修理の費用相場※約30坪あたり
漆喰の補修 棟板金の交換 瓦の交換 内部からの雨漏り修理・補修
屋根の漆喰の修理
棟板金の交換
瓦の交換
内部からの雨漏り修理
3万〜10万円 3万~12万円 1万~6万円 5万~30万円

※費用はあくまで一例です。お住まいの状況によって変わる場合がございます。

雨漏りの被害状況や建物の構造によってはご提案できない場合もありますが、被害状況が軽度でない場合は、部分修理でなんとかなる場合が多いです。

次に、みんなの雨漏り修理屋さんの部分修理のお見積もり例を3つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

部分修理の見積もり事例3つ

以下の事例は、実際に私が過去にお客さまの元に伺い、工事させていただいたときの見積り金額の事例です。

部分修理の見積もり例
割れた瓦の修理 棟板金のはがれ 漆喰の補修
割れた屋根瓦
棟板金を修理する作業員
屋根の漆喰
13万680 円 7万200 円 20万3千640 円
【やったこと】
・割れた瓦の交換
・棟瓦のコーキング補修
【やったこと】
・ビス止め
・シリコン塗料補修
【やったこと】
・コーキング補修
・雨漏りの部分補修
台風のあと、屋根の瓦が割れてしまっていました。まずは破損した瓦を交換し、次回の台風に備えて瓦の強度を補うためのコーキング補修を広範囲に行いました。 経年劣化で棟板金が浮いてしまい、室内に雨漏りしてしまっていたため、ビス止めと塗装で棟板金を補修しました。 瓦屋根の漆喰部分が破損し、雨漏りしてしまっていたため、雨漏り自体の修理と、コーキング剤を使っての部分補修をしました。

いずれにせよ、部分修理は30万〜40万円以内に収まることがほとんどです。
ただしこちらも建物・現場の状況・被害レベルなどによって変わりますので、あくまでひとつのめやすとお考えください。

部分修理にかかる日数は?

部分修理の作業にかかる時間ですが、多くの場合1〜3日で完了することが多いです。

たとえば…

当初の予定よりも工期が伸びた場合、追加で費用がかかるのでしょうか?

このようなご質問もよくいただきますが、私たちは追加費用を請求することはありません!

ですが、追加料金を請求してくる悪徳業者も存在しますので、ご注意ください。
見積もりの時に、「工期が延びたらどうなるのか」を確認しておくと安心ですね。

修理内容によっては、現地調査に伺ったその日のうちに終わる場合もありますので、電話スタッフや修理士の方にスケジュールを確認してみましょう。

私たちみんなの雨漏り修理屋さんでは、状況にあわせた修理方法をご提案しています。

もっとくわしく知りたい方は、以下の詳細ページを見てみてくださいね!

みんなの雨漏り修理屋さんの料金詳細はこちら

続いて、全体修理にかかる費用を見ていきましょう。

(2)全体修理の特徴と費用相場

一軒家と屋根修理のための足場


全体修理は、家全体のリフォームで屋根を葺き替えたいときや、経年劣化で雨漏りの被害が甚大なときに行います。
業界全体の費用相場は、以下の表をご覧ください。

全面修理の費用相場※約30坪あたり
屋根の塗装 屋根材の葺き替え カバー工法(重ね葺き)
屋根の塗装
屋根材の葺き替え
カバー工法
50万〜150万円 100万~200万円 70万~150万円
屋根材や外壁材を水分やホコリから保護するため、塗装すること。 すでに葺かれている屋根材を撤去して新しいものに替えること。 既存の屋根材を金属屋根でカバーする方法のこと。

※費用はあくまで一例です。お住まいの状況によって変わる場合がございます。

屋根の全体修理では、トータル費用が100万円を超えることがほとんどです。
屋根の全体修理は高額なので、壁の塗装やリフォームとセットで依頼される方が多いですね。

また、全体修理では足場の有無も重要なポイントです。
足場が必要な作業では、基本工事費や部材費のほかに10万円〜40万円程度費用が加算されるため、どうしてもトータル費用が高額になります。

屋根の修理は落下の危険を伴う危険な作業ですので、パイプ足場ヒゲ足場と呼ばれる専用の足場を組んでから行われることが多いです。

日をまたいでの作業では、住宅の密集地以外ほぼすべての場面で足場を組むことになりますので、覚えておいてくださいね。

全体修理にかかる日数は?

屋根全体を修理するとなると、作業自体も1日では終わらないことが多いです。
たとえば…

このようなスケジュール感で進みます。

お家のリフォーム同様、1ヶ月間もの間作業することもありますので、あらかじめスケジュールに余裕をもって相談するとよいでしょう。

また、作業中に雨が降ると工期が延びる場合がありますので、「雨が降ったらスケジュールはどうなりますか?」という風に、あらかじめ確認しておくといいですね。

屋根の「塗装」ってなに?目的と費用を解説 

屋根を塗装する作業員

屋根塗装とは、屋根材に塗料を塗り直す工事のことです。
屋根を塗装するメリットは、ただ見た目がキレイになるだけではありません。

塗料という保護膜を屋根材にまとわせることで屋根を雨風から守り、経年劣化を抑えることにつながりますので、定期的に行うようにしましょう。

めやすとしては、築10年以上経過した建物は塗装を検討したほうがいいですね。

塗装にかかる費用10坪あたり10万円前後、50坪あたり40~100万円程度…と、面積によって変わります。

また、ウレタン系塗料<シリコン系塗料<フッ素系塗料というように、塗料の種類によっても値段が変わります。
高価な塗料になるほど長持ちするので、次の塗装まで期間を空けたい方は、業者のスタッフに相談してみてくださいね。

いかがでしたか?

「うちの屋根の場合、部分修理と全体修理どちらになるのかな?」
「屋根の雨漏りを直したいけど…具体的な見積もりをお願いしたい」

そんな方は、お気軽にみんなの雨漏り修理屋さんにお問い合わせください。

【屋根材の種類別】交換費用の相場

屋根材の種類

「業者に電話したら、屋根材の種類を聞かれた。うちの屋根って何でできてるんだっけ?」
「瓦屋根から別の屋根材に交換したいけど…そういうことってできるのかな?

日本家屋に昔からある瓦、セメントを使ったスレート屋根など、屋根にはさまざまな種類がありますよね。
実は、屋根の種類やグレードによっても金額が変わるんです。

業者に連絡する前に、あなたの家の屋根材の種類が何なのか調べておきましょう。
下の表をご覧ください。

屋根材別単価の相場
化粧スレート(カラーベスト、コロニアル) 天然スレート(樹脂・セメント) ガルバリウム
化粧スレート
天然スレート
ガルバリウム屋根
4,000~9,000円/㎡ 8,000円〜/㎡ 6,000~9,000円/㎡
屋根材別単価の相場
本瓦 銅板
陶器瓦
本瓦
銅板屋根
7,000~1万2千円/㎡ 5万円〜/㎡ 16,000円~2万円/㎡

※銅板とは、神社仏閣に使われる高級な屋根材のことです。
※費用はあくまで一例です。お住まいの状況によって変わる場合がございます。

現在、日本の住宅でもっとも普及率が高いのは、左上の化粧スレートです。
一方、その右隣にある粘板岩を加工して作られた天然スレートは現在希少になっていて、高級な屋根材として知られています。

たとえば昔ながらのお家だと、表の左下にある陶器瓦を使った屋根が多いですよね。
本瓦銅板は、主にお寺や武家屋敷で見ることができます。

一見ふつうの陶器瓦に見えても、実はセメントを使った「スレート瓦」だったということもあるので、自信のない方は専門家に調べてもらいましょう。

さてここからは、上で紹介した屋根材の種類ごとの特徴と修理方法をくわしく見ていきましょう。

【種類別】屋根材の特徴と修理のポイント

たくさんの屋根

ここでは、一軒家でよく使われている屋根材の特徴と、修理のポイントをお伝えします。
あなたの家の屋根は、以下のどれに当てはまりますか?

  1. スレート屋根
  2. 瓦屋根
  3. トタン屋根
  4. ガルバリウム屋根

それぞれの名称をタップすると該当トピックにスクロールしますので、気になる屋根材へ移動してみてくださいね。

まずはスレート屋根を修理するポイントから。

(1)スレート屋根の特徴と修理のポイント

スレート屋根

耐用年数:10〜15年 

セメントでできたスレート屋根(化粧スレート)は、デザイン性が高く、薄く軽量で耐震性に優れているのが特徴で、日本各地で広く普及しています。

スレート屋根は別名「カラーベスト」や「コロニアル」とも呼ばれることがありますが、これは屋根材の商品名です。

ネックとしては、凍害(水分が凍ったり溶けたりを繰り返すことで、材料が劣化すること)に弱いため、北海道など雪の多い地域ではあまり使用されていません。

スレート屋根は、10年経つとだんだんと表面の塗装がはがれてきて劣化が早まります。

そのため、長く使うには定期的なメンテナンスが必要になってきます。

スレート屋根の修理でやっかいなのは、「ヘアークラック」と呼ばれる髪の毛ほどの細いヒビ。

プロの業者でも見逃してしまうことがある、見つけにくいヒビなんです。

屋根材の下にある下地が傷んでいると、カバー工法はできませんので注意してください。

また、スレートの上にスレートの重ね葺きはできません。

スレートにはアスベストが含まれているって本当?

アスベスト入りの屋根材を撤去する作業員

20年前のスレートにはアスベスト(石綿)が含まれており、建物利用者の健康被害を害するとして問題になりました。
現在作られているスレートにアスベストは含まれていませんので、ご安心ください!

昔スレート屋根を葺いて、アスベストが含まれている可能性がある場合、早急に撤去する必要があります。

ただしアスベストを含む屋根を撤去・処分する場合には、別途費用がかかります。
また新たに葺き直す場合でも、メーカー保証は使えません。

「うちの屋根、大丈夫かな?」と思ったら、まずは業者に相談してみてくださいね!

スレート屋根のよくある不具合・症状
スレート屋根のヘアークラック修理

スレート屋根は薄くて軽いのが魅力ですが、この特徴があることによって強風によって反り返ったり、浮いてしまうこともあります。

スレートの塗料は早ければ2〜3年、遅ければ10〜15年程度で塗り替えが必要ですので、雨漏りのメンテナンスも兼ねて業者に相談してみてください。

症状 原因 詳細
反り(そり) 経年劣化
自然災害
耐久性が減ると、強風によって反り返ることがある
塗料が剥げる 経年劣化
施工不良
紫外線や雨風で塗料が劣化し、防水性が低下する。スレート自体が雨水をうけて劣化し、ボロボロになる。水を吸ってブヨブヨになるケースもある
色あせ 経年劣化
施工不良
塗装が剥げてきたサインなので要注意
欠け・ヒビ割れ 経年劣化
施工不良
強い風で飛んできた小石やゴミ、またはスレート同士のぶつかりあいで、欠けていく。半分以上欠けることも
カビ・藻の発生 経年劣化 塗装が剥がれて防水性が低下すると、スレートが雨水を吸収。日当たりの悪いスレートには、カビ・コケ・藻などが発生する

スレート屋根の修理についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

見えないヒビ割れに注意!プロが教えるスレート屋根の修理・雨漏り対策

(2)瓦屋根の特徴と修理方法

瓦屋根

耐用年数:10〜30年

屋根瓦には、セメント瓦、陶器瓦、本瓦…など、いくつかの種類があります。

陶器瓦は50年近く耐久性があるとも言われていますが、経年劣化や雨風の影響を間上げると、現実的な耐用年数は30年ほどになります。

屋根瓦は頑丈ですが、ひとつひとつが強風で飛ばされやすいのがデメリットです。

瓦屋根のよくある不具合・症状
瓦屋根の修理

瓦屋根でよくある修理例は以下の4つです。

症状 原因 詳細
瓦の割れ
  • 経年劣化
  • 自然災害
長く使用され、強い衝撃を受けた瓦は割れたりヒビが入ることがある。このような隙間から雨漏りが始まる
瓦のズレ 経年劣化
施工不良
台風や強風で、トタンがめくれあがり、部分的に飛んでしまうことがある
漆喰のはがれやくずれ 経年劣化
施工不良
経年劣化や強い風により、屋根の頂上部と傾斜の部分をつなぐ漆喰がはがれることがある。放っておくと雨水が侵入する
色あせ 経年劣化 長年雨風にさらされた瓦は色があせてしまう。とくにセメント瓦やモニエル瓦は定期的な塗装が必要なので注意

小さなトラブルでしたら、部分修理で済むことが多いです。

逆に瓦の下にある野地板防水シートに被害が見られる場合、葺き替えを含む全体修理が必要になることが多いです。

瓦屋根の修理についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

瓦屋根の修理:知らないと損をするポイントと費用や業者について

(3)トタン屋根の特徴と修理方法

トタン屋根

耐用年数:10〜20年

トタン屋根は亜鉛メッキ鋼板で作られた薄い屋根のことで、耐久性が低く、錆びやすいと言われています。
他にも下のような特徴があります。

昔は日本各地でよく使われていましたが、上に記載したようなデメリットが多かったため、一般的な住居というよりは倉庫や車庫、プレハブ小屋などで使われることが多くなりました。

トタン屋根のよくある不具合・症状
トタン屋根の修理

トタン屋根のもっとも大きな不具合は、なんといってもサビです。
トタン屋根の原料である亜鉛メッキ水に弱いという特徴があり、一箇所がサビるとやがて周りにもサビが広がり、その部分から屋根材が剥がれていきます。

症状 原因 理由
サビ 経年劣化
施工不良
トタンは金属なので、雨を浴びているとサビが出る。放っておくと穴が空き、雨漏りする
剥がれ 経年劣化
施工不良
台風や強風でトタンがめくれあがり、部分的に飛んでしまう

被害が小規模なら、部分的な塗装や交換でなんとかできる可能性もありますので、まずは業者に相談してみましょう!

トタン屋根の修理についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

プロが教える!トタン屋根をキレイに修理して費用を安く抑える方法

(4)ガルバリウムの特徴と修理方法

ガルバリウム屋根

耐用年数:15年〜25年

ガルバリウム鋼板はアメリカで開発された金属の屋根材で、現在では日本の屋根や外壁でよく利用されています。

鋼板・アルミ・亜鉛から構成されていますが、従来のトタン屋根(亜鉛メッキ鋼板)よりも錆びにくいのが特徴です。
さらに軽くて持ちがいいので、地震の多い日本でも、リフォームで取り入れるお家が多いですね。

施工しやすいのも人気の理由のひとつです。
そんなガルバリウム屋根ですが、デメリットが3つあります。

他の記事サイトを見ると「ガルバリウム屋根は断熱性に優れている!」と書いてあることも多いですが、実は断熱性は高くないので注意してください。

ガルバリウム鋼板のよくある不具合・症状
ガルバリウム屋根の雨漏り修理

ガルバリウム屋根の不具合も、やはりサビによる劣化・形状変化が多いです。

ガルバリウムもトタン屋根より錆びにくいとはいえ、金属でできています。
工事から15年以上経つガルバリウム屋根は、サビによる劣化が顕著になりますので、塗装もしくは交換を検討してください。

症状 原因 詳細
サビ 経年劣化
施工不良
薄いので傷つきやすい。傷ついてメッキが剥がれ、雨が当たるとサビが発生する。強風でアンテナが倒れて傷ついたり、施工時(切断時)に発生する鉄粉が屋根に残っていると、鉄粉のサビが移ることも。

ガルバリウム屋根についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

ガルバリウム屋根はこんな生活!メリット・デメリットを解説


以上、屋根の種類別の特徴と修理のポイントでした。

修理の前に知っておきたい!屋根の名称

屋根の名称

屋根の代表的な名称を軽くおさらいしておきましょう。

屋根の雨漏り修理や交換では、主に上の名称がついている箇所に手を入れていきます。
続いては、屋根のメンテナンスと修理時期のめやすを見てみましょう。

メンテナンスや修理の目安は何年?

屋根のメンテナンスのめやす

「うちの屋根も古くなってきたけど、そろそろ点検したほうがいいのかな?」
「お隣さんが屋根の塗装をしてたな…。メンテナンスの時期って、いつごろがいいんだろう?」

前のトピックでもお伝えしましたが、屋根の耐用年数は屋根材によって異なります。
メンテナンスの時期で迷っている方がもしいたら、下記の一覧表を参考にしてみてください。

耐用年数(屋根の種類別)
スレート・セメント瓦 陶器瓦 ガルバリウム鋼板 トタン屋根
スレート屋根と瓦屋根
陶器瓦
ガルバリウム屋根
トタン屋根
10~15年 20~30年 15~25年 10〜20年

もうひとつ、簡単なチェックリストをご用意しました。
下記の項目のうち2つ以上当てはまる場合は、今すぐ現地調査と修理を依頼したほうがいいと考えてください!

屋根のメンテナンスは必要?危険度チェックリスト

大きな被害がなくても、目に見えない部分が傷んでいるおそれは十分あります。

もし「1つしか当てはまらない」という場合でも、なるべく早く業者にメンテナンスを依頼することをオススメします。

雨漏りや瓦の破損のような、目に見えるトラブルが起こってからでは遅く、早めに点検しなかったばかりに取り返しのつかないことにしまった…というケースがけっこうあるんです。

雨漏りの二次被害

たとえば、ネズミやシロアリ
傷んだ建物には、隙間から虫や害獣が入り込みやすくなります。

気付かないうちに大事な家がネズミや虫の巣になってしまう可能性がありますので、屋根や天井に異変を見つけたら、早急に点検してもらいましょう!

被害が小さいうちに早めの相談・調査をすることが、修理費用を最小限に抑えるコツです。
みんなの雨漏り修理屋さんに雨漏りの点検・メンテナンスを依頼する場合は、こちらからお問い合わせください。

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続いては、屋根の修理を依頼する業者選びのポイントを見ていきましょう。

屋根の修理はどこに依頼する?依頼先は3種類

ハウスメーカーが出した見積もりを居間で確かめる老夫婦

「ハウスメーカー以外に、屋根の修理を依頼できるお店ってあるの?」
「安さはもちろんだけど、信頼できるお店に依頼したいな…」

屋根の修理を依頼できるお店は、以下の3つです。

選ぶ際の基準をカンタンにご紹介しますね。

家を建ててから10年未満の場合は、家を建てたハウスメーカーに相談することをオススメします。

新しく家を建ててから10年未満であれば、「瑕疵(かし)担保責任期間」が設けられているため、無料で修理してもらえる可能性があるんです。

築10年を超えた物件で、「とくに目立ったトラブルはないけど、まとめてリフォームしたいなあ」という場合は、リフォーム店に相談しましょう。
複数箇所を同時に依頼すると、1か所あたりの費用が安くなる可能性があります。

最後の屋根修理の専門業者は、緊急時の相談窓口と考えてください。
具体的にいうと、下のようなお悩みを持つ方には屋根修理の専門業者がオススメです。

みんなの雨漏り修理屋さんは、家の雨漏り全般のお悩みに対応していますが、上記3種類の中でいうと「屋根修理の専門業者」に1番近いです。
まだ雨漏り被害がないお家でも、古くなった屋根に異常がないか点検させていただきますので、ぜひお声がけください!

ということで、ここからは屋根修理の専門業者に依頼するときの注意点をプロ目線でお伝えします。

業者選びの注意点…「部分修理」に対応してくれる業者を選ぼう

屋根修理の注意点

屋根修理の業者選びでもっとも重要なのが、「部分修理に対応してくれるか」です。 

どういうことかというと、ハウスメーカーやリフォーム店に屋根の修理を依頼すると、基本的に全体修理を提案されることが多いんです。

全体修理の場合、安く見積もっても50万円以上はかかります。
屋根材の交換を含めると、100万円前後の費用がかかると覚悟したほうがいいでしょう。

このように、部分修理にそもそも対応していなかったり、実はできるのに、利益を大きくとりたいからという理由で部分修理の見積もりを出さないお店もあります。

その点「うちは部分修理に対応していますよ!」と快く言ってくれる業者に依頼すれば、修理する範囲と予算を最小限におさえることができるんです。

もちろん屋根の形や紫外線の当たり具合、屋根が劣化するスピードなどは、お家によって違います。
部分修理を希望したとしても、屋根の状態によっては全体修理が必要になる場合もあります。

しかし、そもそも部分修理を提案してくれる業者なら、こちらの予算・希望を最大限考慮して、両者納得する提案をしてくれる可能性が高いです。

少なくとも押し売りのような提案をされることはありませんので、それだけでも話を聞いてみる価値はあります。

というわけで、ホームページに「部分修理」という記載がある業者や、電話での問い合わせで部分修理を行っていると言ってくれた業者に依頼するのがオススメです。

みんなの雨漏り修理屋さんは、もちろん部分修理に対応しています!
屋根の雨漏りでお困りの方や、業者選びに不安を抱えている方は、お気軽にご相談ください。

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みんなの雨漏り修理屋さんの屋根修理施工事例

ここでは、当社で実施した屋根修理の施工事例をご紹介します!

スレート屋根コーキング修理

雨漏り修理されたお客様
天井からポタポタ雨漏りが発生していて…。原因もわからないので修理をお願いしました。
ヒビの入ったスレート屋根

2022年6月29日、スレート屋根のコーキング修理を実施しました。

「雨漏りが起きているので直してほしい」とお客様からのご連絡がありました。さっそく現場にお伺いし状況を確認したところスレート屋根にひび割れが発生。そこから水が侵入し雨漏りの原因となっていたため、コーキング材を使用して目立たないように補修いたしました。

ひび割れを放置するとさらに住宅内部の劣化を引き起こす原因にもなってしまいます。早めの対処ができてよかったです。

瓦屋根コーキング修理

雨漏り修理されたお客様
瓦屋根にヒビが入っているのを見つけました。屋根に登るのは危険だし怖いのでプロにお願いしました。
ヒビの入った瓦屋根

2022年6月25日、瓦屋根のコーキング修理を実施しました。

お客様からご連絡を受け現場にお伺いしたところ、瓦屋根のひび割れを複数確認。コーキングによる接着で割れた部分を補修いたしました。

屋根全面の葺き替え作業は費用が高額になってしまいますが、当社ではこのような部分修理も対応可能です。屋根に登ってのご自身での作業は危険ですので、お困りの際はぜひプロにご相談ください。

スレート屋根の棟板金釘打ち作業

雨漏り修理されたお客様
以前他の業者に「屋根が劣化している」と言われたのでメンテナンスをお願いしました。
棟板金の釘が抜けてきているスレート屋根

2022年6月12日、スレート屋根棟板金の釘打ち作業を実施しました。

戸建の屋根のメンテナンスを実施しました。確認したところ棟板金の釘が抜けかけている状態に。屋根上部にある棟板金の釘は経年劣化によって抜けてきてしまいます。釘の打ち直し作業を実施いたしました。

釘が完全に抜けてしまうと屋根の腐食や台風による板金の飛散にも繋がってしまいます。定期的にメンテナンスをし安全な状態に保ちましょう。

このように当社では部分修理も対応可能です。経験を積んだプロの目でしっかりと状況を確認し、適切な修理を実施いたします。
屋根修理はお気軽にご相談ください!

火災保険を使えば、屋根修理がタダになる可能性があります!

雨漏りと火災保険

「台風や大雨のあと、雨漏りするようになった…」
「強い風や雨で、屋根が壊れてしまった…」

このように、自然災害によって屋根が壊れてしまった場合は、入居時に加入した火災保険を申請してみましょう。

屋根の修理費が無料になる可能性があります!
くわしくは当サイトの別の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

雨漏り修理に火災保険が適応される条件と申請のコツ

最後に…屋根の修理はプロの業者に依頼しよう!

ここまで読んでいただきありがとうございます!
あなたの家の屋根修理がどのように行われるか、イメージできましたか?

この記事のまとめは以下の通りです。

「屋根の修理」とひとことでいっても、その費用や修理方法の決定には屋根材の種類や原因、壊れた箇所、家の状況…などなど、さまざまな要素がかかわります。

「うちの場合、どんな修理が必要になるんだろう?」
「屋根が壊れて雨漏りすると思っていたけど、もしかして他の部分も壊れているのかも…」

不安になったときは、1度プロの修理士に現地調査を依頼してみましょう!
プロならではの現地調査で、建物の問題をピタリと突き止めてくれますよ。

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もちろん、どんな調査を行うかはあなたの予算やお家の状況によって変わりますので、まずは相談ベースから、お気軽にお問い合わせくださいね。
それでは、あなたのお家の屋根修理が成功するよう祈っています!

この記事を監修した雨漏り修理の専門家
松坂(まつざか)
ハウスメーカーやリフォーム店による屋根修理は、全体修理を提案されることが多いです。しかし全体修理の場合は費用が高額になってしまうことも…!
状況によっては必要箇所だけを修理する部分修理で済む場合もありますので、屋根の部分修理に対応しているプロの業者に頼むことがオススメです。
みんなの雨漏り修理屋さんでは原因をしっかり調査し、適切な屋根修理をピンポイントで実施可能です。屋根でお困りの際はいつでもご相談ください!
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